2017年11月02日
すっかり秋
みなさまこんにちは
トリマーの武田ですv
すっかり秋めいてきましたね
朝晩の冷え込みも一段と厳しくなっています
わんちゃんは体が小さく地面との距離が近いため、人間よりも冷たい環境で過ごしています。
ヒーターや暖かいベッドなどを駆使して元気にこの秋冬を乗り切りましょう
当店にも暖かグッズが入荷しておりますので、越冬のご準備にお役立てくださいね
さてさて本日は狂犬病の予防接種について語っていきたいと思いますよー
「知ってるー!」と言う方もいらっしゃると思いますが、復習を兼ねてお付き合いくださいませ~
先ずは、.狂犬病とは何ぞや?から始めましょう
「病」と付くところから、なんとなーく病気なんだろうな~と推測されますが、ただの病気では無いのです!!!
狂犬病ウイルスを原因とする感染症で、犬や猫だけでなく、すべての哺乳類に感染します!!!
「あっ・・・!」とお思いになった方もいらっしゃるかと....
そうです!
人間にも感染します!!!!
そしてそして、発症してからの死亡率はな、な、なんと、、、100%という恐ろしく凶悪な病気でございます!!!
狂犬病は1957年の猫での発症を最後に、日本では根絶されました。
しかしその凶悪さから、毎年の狂犬病の予防接種が法律で義務つけられているのですが、「今はもう日本には狂犬病無いんでしてないです」とおっしゃる飼い主様もいらっしゃいます。
ちょっと待ってください!!!!!
日本には今はまだ無いかもしれませんが、世界ではまだまだ根絶されておらず、アジア・アフリカを中心に、毎年55.000人が死亡しているといわれているのです!
人や物の行き来が多様化しているなか、いつ海外から再上陸するかわかりません!今も感染動物が輸入される可能性は十分にありえるのですよ!
そして、野生動物の多い地方で発症してしまった場合、そのまま国内に分散し、常在化する恐れがあります。
国は、法整備をして出入国時のチェックを厳しくしていますが、狂犬病は小さな哺乳類にも感染しますし、輸入経路でいつ紛れ込むか分からないため、すべての動物を完璧に調べるのは不可能です。
そこで万が一に備えて国内の犬を予防しておきましょう!ということで、法律で義務つけているのです。
予防接種は病気という危険に対する保険です。
狂犬病は自分の命だけでなく、他人の命も奪う可能性があります。
今、狂犬病が日本では存在しないからといって、予防接種をやめていいわけではありません。
日本にお住まいのみなさまで一丸となって、この根絶された状態を維持できるように協力をしていきましょう!
ご清聴ありがとうございました!
それではまた来週です~