08 今すぐトライ!
信頼できる
飼い主様になろう!
ほめ上手になろう初級

ごほうびを知って、
正しいトリーツの
あげ方を知りましょう

ご家族がバラバラな
しつけの仕方をしていたら、
わんちゃんは混乱してしまい、
何をどうしていいか
わからなくなってしまいます。
子どもから大人まで
歓談でやさしいしつけの方法「
ほめて伸ばす」しつけをマスターして
たくさんほめてあげましょう。

私がお教えします!

アミーゴ所属
チーフドッグトレーナー
講師三村 智子

ポイント01

ごほうびについて知ろう

ほめる=ごほうびをあげること。わんちゃんにとって「ごほうび」ってどんなものでしょうか?「ごほうび」とは「うれしい・楽しい・心地よい」と感じるものです。それを与えることで、わんちゃんが喜べば、どんなものでもかまいません。
ほかにも「おもちゃ」「体をなでる」「お散歩に行く」なども、わんちゃんにとってごほうびとなります。大事なのはごほうびに「魅力がある」ということです。

ポイント02

正しいトリーツのあげ方を知る

ただ単純にごほうびとしてトリーツをあげていいというものではありません。
トリーツのあげ方の作法を学びましょう。

その1体の大きさに合わせて
トリーツの大きさを調整

大きすぎるトリーツを与えるのは肥満の原因。逆に小さすぎると、魅力がなくなって効果が上がりません。目安はわんちゃんの鼻の穴の大きさが1つ分です。

その2状況にあったトリーツを
使用しましょう。

その時の状況に応じたトリーツを選択してください。
お外など刺激の強い場所などでは、とっておきのトリーツを使ってみましょう。
環境によって、効果がでるトリーツを選択しましょう。
わんちゃんのトリーツ大好きな物ランキングを作っておくと良いです。

その3トリーツを与えるときは
わんちゃんから近づくように
習慣づける

普段からトリーツを与えるときは、誉め言葉や合図を伝えてから、トリーツを与えます。できるだけ自分で取りに来るようにしましょう。【与える】のではなく、なるべく【ゲットしにくる】気持ちを持たせましょう。
わんちゃんの意欲が維持できるコツです。

その4いつもトリーツを
与える手を決めない

おやつをもつ手をいつも同じにしないようにしましょう。いつも同じところからトリーツを与えず、どこからトリーツが出てくるかわからにようにしましょう。

ワンポイントアドバイス
日常生活の中で良い状態と判断できるときは、積極的にほめましょう
家庭犬が人間社会で生活していくうえで周りに迷惑をかけないように、そしてわんちゃんの安全を守るためにしつけを行います。どんな場面でも興奮して吠えたり、極端におびえたりせず、落ち着いていられれば、それこそほめるときではないでしょうか。家族が見つけたタイミングでほめてあげてください。
こんな時にほめてあげて!
  • 1来客が来ても騒がなかった。
  • 2テレビを見ていたら自分からフセをした。
  • 3扉を開けた時オスワリをして待っていた。
  • 4アイコンタクト(目と目を合わせ)を自発的に行ってきた。
  • 5他のわんちゃんや知らない人を見ても吠えなかった。
  • 6病院で落ち着いて診察が受けられた。など