エピソード紹介 Episode
アミーゴスタッフが
日々体験する
ペットとお客様、
そしてスタッフ同士での
もくじCONTENTS
EPISODE うさぎのお姉さん
当時小学6年生の女の子の
ご家族とのエピソードです。
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<お客様との出会い>
オレンジカラーのロップイヤーの男の子。毎週末ご来店いただきご家族で検討された後、その子をお迎えして頂きました。私はお店で大きくなっていた子のお家を決めるお手伝いができたことがとても嬉しくて、感動した事をよく覚えています。
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<うさぎのお姉さんと女の子、そしてまめちゃん>
ロップイヤーの男の子はまめちゃんと名付けられました。女の子は最初お母様の後ろに隠れてあまり話してもらえませんでしたが、慣れてくると私のことを「うさぎのお姉さん」と呼んでくれました。お店でイベントを行う際はまめちゃんといつも一緒に参加し「わたしもうさぎのお姉さんみたいになりたい!」言ってくれました。女の子もまめちゃんも本当に可愛かったです。
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<お客様とのお別れのとき>
私の他店への異動が決まり、最終勤務日。「うさぎのお姉さんありがとう
まま・まめ・まい・めいより」と書かれた可愛いカードと、ピンク色に統一された花束を戴きました。本当に本当に嬉しくて涙が出ました。
みんなで写真も撮り、私はお客様に恵まれているなぁと心から思うと同時に、ペットとの出会いと感動を実現できるこの仕事を誇りに思いました。 -
<まめちゃんが繋いだ縁>
私みたいになりたいと言ってくれていた女の子は専門学校を卒業し、トリマー兼 ペットショップ店員になったと聞きました。今年、その女の子から連絡がありました。
『まめちゃんのことなんですけど、1月17日に亡くなりました。まめちゃんに会わせてくれてありがとうございます…!!お姉さんに会えてなかったら、まめちゃんにも会えてないから感謝でいっぱいです。』
7歳10ヶ月まで生きてくれたまめちゃん。素敵なご縁を繋いでくれて、本当にどうもありがとう。生まれ変わったらまた大好きなバナナもらって、大きくなって、爪切りさせてくださいね。
私はこれからまたアミーゴで頑張っていきます。
EPISODE
大切なことを
教えてくださったお客様
特有のお悩みをお持ちの
お客様を接客した際のエピソードです。
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<筆談でのやりとり>
わんちゃんのおもちゃ売り場を何度も往復しては、鳴き笛入りおもちゃを鳴らして悩まれているお客様がいらっしゃいました。声をお掛けした際、指文字でお返事をされたので耳が聞こえないお客様だと気が付きました。咄嗟に持っていたメモ用紙にどうされたのか書き見せたところ、音が聞こえず、わんちゃんにどのおもちゃをあげていいのか分からない、とのことでした。筆談していくなかで、甲高い鳴き笛の音では補聴器をつけた際にお客様が驚いてしまうというお悩みをお持ちでしたので、音が控えめのおもちゃをご提案しました。
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<わたしなりのお客様への寄り添い方>
いろんな方がペットを飼われている中で、特有のお悩みを持たれている方が居ることが分かり、その方が気軽に商品やお悩みを相談できる環境が作りたいと思いました。その後、しばらくして同じお客様が来店された際に独学で学んだ手話で会話にチャレンジしたところ、大変喜んで頂きました。全てを手話で会話することはまだまだ出来ませんが、少しでもお客様にとって親近感や安心感を抱いていただけるスタッフになりたいと思いました。
EPISODE 奇跡の出会い
アミーゴのスタッフとして働く前は、
家庭教師をしていました。
その時教えていた生徒さんとの
エピソードです。
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<思いがけない連絡>
3月末で、家庭教師の仕事が終わり「生徒さんともう会えないかもしれない」と思っていた矢先、生徒のお母さんから「先生(私)が働いているアミーゴで可愛いわんちゃんを見つけました」と夏頃に連絡が入りました。
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<つながった絆>
そのご家族がわんちゃんをお迎えされたことで、再び定期的に連絡を取るようになりました。しかし、私が驚いたのはそれだけではありませんでした。生徒さんから「私、わんちゃんを飼ってから、将来動物と関わる仕事がしたいと思うようになったんです。」と言われたのです。たった1匹の動物によって、人と人との絆がつながること。子どもの夢を作ることがあることに感動しました。
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<出会いは奇跡>
人との絆が、アミーゴによって深まったこと。それだけでなく、1匹のわんちゃんが、大切に育ててくれる家族に出会えたこと。地球上で起こるすべての出会いは奇跡だと私は思っています。そんな幸せがいっぱい詰まっているアミーゴで働けていることに感謝したいです。
EPISODE
わんちゃんが紡ぐ
15年のお付き合い
店舗オープン時に子犬をお迎えされた、
ご年配の女性のお客様とのエピソードです。
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<年を重ねたわんちゃん>
お客様は、オープン以来お買い物だけでなくトリミングも継続して利用されていました。わんちゃんが年を重ねても「ここはこの子の故郷だからここに連れてくると喜ぶのよ」といって頻繁にご来店くださっていました。しかしわんちゃんが15歳になった頃、ぱったりとお見かけしなくなりました。スタッフ間で心配していましたが、半年後お客様がお見えになりました。
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<ご来店されていなかった理由>
数ヶ月前にわんちゃんが亡くなり「あの子を可愛がってくださったスタッフの皆さんにご挨拶しなければと思いながらも、自宅からアミーゴに続く道さえも辛くて通れなかった。けれど、今日はアミーゴに行けるかも!と思え、やっとご挨拶に来させてもらうことができました」とおっしゃいました。わんちゃんは亡くなる前日の晩御飯までちゃんと食べていましたが夜中に急変、ベランダでお客様に抱っこされ星を見ながら旅立ったそうです。お客様は「あの子との出会いから長い間ありがとうございました。また伺います」と立ち去られました。私もわんちゃんが亡くなったことは非常に残念で寂しかったです。一方、亡くなったわんちゃんがつないでくれたご縁に感謝すると同時に、さらにこのご縁がこの先も続く予感がして、言葉にならない壮大なものを感じました。
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<私達の仕事の価値>
わんちゃんが亡くなったというご報告をお受けする時、飼い主さまを前になんとお声をおかけするのが適切なのか言葉につまります。ですが、ペットの命がつないでくれたご縁に感謝し、「ペットとの出会いの感動とともに暮らす楽しさ喜びを提供し続ける」私達の仕事の価値を感じます。これからも人と人や人とペットとの出会いの場として存在しつづけるために努力したいと思います。
EPISODE 私のアミーゴでの働き方
現在の店長とのエピソードです。
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<告知>
アミーゴにアルバイトで入社し、今はフレックス社員として勤務しています。
5年前、私に転機が訪れました。乳癌の宣告をされたのです。
術後、主治医の先生から生活で気を付ける点などの説明を受けました。説明を聞いて「あぁ私アミーゴで働けないかも」「大好きなアミーゴで仕事が出来ない…」と仕事を辞めることを考えながら職場に復帰しました。その直後、前店長の異動が決まりますます不安な日々を過ごしていました。新しい店長(現在の店長)が配属され、人見知りの私はなかなか打ち解けられずにいました。 -
<新しい店長からの提案>
ある時店長と面談の機会があり、思いきって自分の心境を打ち解けました。すると店長から『勤務形態をアルバイトからフレックス社員に変更しませんか?』と言われました。
自分はまだ癌の再発予防のため通院しており、フレックスとして働く自信がないことなど気持ちを伝えましたが、店長は『大丈夫!ちゃんと働きやすいようにするから』と言ってくださいました。 -
<私のハピジョイ>
辞めなくてはいけないかもと悩んでいた5年前、店長の配慮でフレックスになったことで、アルバイトで勤務していた時間より長くアミーゴで働く事ができています。あの時店長からフレックスにならない?と声がかからなかったら、当時の私は皆に迷惑や気を使わせてしまうという思いから、アミーゴを辞めていたかもしれません。私にとってのハピジョイは大好きな職場(アミーゴ)で働けるようにしてくれた店長とスタッフへの感謝です。