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今すぐトライ!
信頼できる
飼い主様になろう!
タッチケア&
ホールドトレーニング
まずはここから!
今後のしつけがうまくいく!
しつけの前に愛犬にタッチ!
触れる=心地がいい=
落ち着くを教えよう!
わんちゃんにとって人の手は
怖いと感じるものではなく、心地いいと
感じるものにしていく必要があります。
触れるポイントをマスターして
愛犬と良い関係性を築きましょう。
私がお教えします!
- アミーゴ所属
チーフドッグトレーナー - 講師三村 智子
タッチケア編
人のそばで
落ち着く練習
わんちゃんに座ってもらい、わんちゃんの胸を支えながら首の付け根から背中を通ってしっぽの先まで一筆書きで触れていきます。わんちゃんは触れられることで自分の体に意識をフォーカスできるため、自分の体や心の状態に意識を向けることができます。わんちゃんは緊張していたり、興奮していたりする自分に気づき、落ち着こうと気持ちをコントロールしようとします。
人の手で触れることは
犬の舌で舐めあう
行動と一緒
わんちゃんの上腕部に手を置き、足先までなでおろします。続けて横腹を通って、大腿部から足先までなでおろします。同様の動作を同じ手で反対側も行います。
足先を嫌がる子は手の甲を使ってなでおろします。嫌がるからと言って途中でやめないようにしましょう。これをすることで、わんちゃんは自分の足が地面にちゃんと着地しているということを認識し、自信と安心感を得ることができ、心の状態に良い影響をもたらします。
人の手で触れることは、犬の舌で舐めあう行動と一緒です。犬同士は舐めあうことでコミュニケーションをとったり、母犬が子犬を舐めることで幸せホルモンと呼ばれる【セロトニン】という物質が分泌され、心の安定を保てたり、さらに血行を促進したりという物理的な効果もあります。人の手で触れることも同じ効果があるといわれています。
- 指を閉じた手で早すぎない適度な速度で触れていきましょう。
ホールドトレーニング編
じっとした後いいことが
起こる、という学習
わんちゃんを脇に立たせておき、片手で胸を支え、反対の手でお腹をホールドします。3秒ほどその体制を維持して解放しましょう。人の手でホールドされた後には、必ず解放されることを教えていきます。特に自由に動き回りたい子犬は解放されることがご褒美になるはずです。人のそばでじっとすることができたら、解放=ご褒美が訪れることを教えていきます。人のそばでじっとした後には、いいことが起きるという学習ができて、人のそばで落ち着けるようになります。ホールドされることを嫌がらなくなるでしょう。ホールドをされることに抵抗をしてしまう子もいますので、いきなり長い時間ホールドし続けずに、1秒でもできたら解放してあげるところから進めていきましょう。
- 無理やりつかまえてじっとさせたり、じっとさせたあとに解放せずハウスに
入れてしまったりすると、呼んでも来なくなるので注意しましょう!