2017年07月11日
夏にかかりやすい!熱中症・・・
こんにちは
今日は熱中症についてお話ししたいと思います。
まず熱中症とは何?ということなのですが・・・
わんちゃんの体が暑さや湿度の高い環境に適応することができず、体温を下げることができずにいると、全身の臓器のはたらきが鈍くなる障害が引き起こります。
これを熱中症といいます。
熱中症は、温度25℃以上、湿度60%以上になるとどんなワンちゃんでもいつでもかかります。
例えば、真夏に窓も開けず、エアコンもつけていない閉め切った部屋、エンジンを切った車の中、真昼間のお散歩などです。
また、6月~8月の午前中よりも午後にかかりやすいです。
エアコンのついた部屋→外→エアコンの効いた車の中→外など、寒暖の差に対応できず、体温の調節が出来なくなると熱中症になるリスクが高くなります。
熱中症になると、体温が40℃~41℃に上昇し、呼吸数、心拍数が上がります。
暑い所に連れ出したり、暑い日に閉め切った部屋でのお留守番で、ボーっとしながらパンティング(ハアハアという口呼吸)がおさまらない場合は要注意です。
もし熱中症の疑いがある場合は、鼻に水が入らないように全身を水道水などで濡らし、身体を冷やしながらすぐに動物病院さんで診てもらってください。
大型犬や短頭種(鼻の短い子。パグ、シーズー、ブルドック、ペキニーズなど)、呼吸疾患や心疾患のある子、高齢の子は特にかかりやすいので気を付けてください。
なので夏場は、車や部屋(お留守番時など)の中を涼しく保っていただき、お散歩はなるべく朝早く、日が沈んでからの涼しい時間帯に行くよう心掛けて下さい。
トリミング予約時も、暑い時間帯を避けたお時間や、病院さんの空いているお日にちなど、ご希望のお時間帯でお伺いいたしますのでお気軽にお尋ね下さいね