2021年07月27日
水合わせってなんなの?編
皆さんこんにちは。
第三回目「水合わせってなんなの?」編です!
正直、6割位は水合わせを知らないんじゃないかな?という体感です。
または、知ってるけどやってないってのも多いかも。
今回は、超重要な作業の一つ「水合わせ」についてご説明していきます!
「水合わせ」とは、今お魚が入っている水から、違う水へ移す時に行うものです。
つまり、お店で購入して頂いたお魚をご自宅の水槽に入れるときは、必ず行う作業になるんですね。
何故行うのか?という所ですが、
以前のブログにも書きましたが「水は水でも容器が違えば全く違う水」であり、その違うお水に急に移動したらお魚はストレスを受け、最悪死亡する場合もあります。
↓それついてのブログはこちら
https://amigo-pet.co.jp/blog/?pk=1626156291&store_pk=1524541741
「飼った魚やエビが1~3日ですぐ死んだ」
というようなご相談は実際にちょこちょこあります。
確認すると水合わせをしていない場合が多いです。
※もちろんそれ以外の原因もあったりします。
で、水合わせに対しての認識やご回答として多い順に
1.袋を水に浮かべてから魚を入れる
2.そんなの今までやったことない&前の魚は生きてるやつもいる
3.面倒だから、ぱっといれてもいけるよね?
です。
まずは、「袋を水に浮かべてから入れる」を水合わせと思っているパターン。惜しいんです、ただもうひと手間足りないんですね。
これは、「水合わせ」では無く、「水温合わせ」なんですね。めちゃくちゃ多い勘違いです。
そして2つ目は、「今までやったことがない」シリーズ。
結論、それは前の魚が
「耐えただけ」
です。
数匹でも生き残りがいると、いけると勘違いされてしまう方が多い印象です。
お魚にダメージやストレスを与えないように「水合わせ」を行うようにしていきましょう。
3つ目
「耐えろ」シリーズ(笑)
耐えれない個体は死んでしまうので、行うようにしましょう。
実際耐え抜く個体や、全然平気なやつもいるのも確かなんですが、ストレスとダメージを与えるというリスクを負うので、確実に行ったほうが良いです。
たとえ死ななくても、ストレスを受けたことによって病気にかかってしまい、先住のお魚たちにも病気が蔓延なんてことは良くあります。
結果的に薬浴などの手間がかかってくるので、面倒かもしれませんが、後々のことを考えると「水合わせ」を行うべきなんですね。
では、実際に水合わせとは何たるか?をご説明していきます。
順序としてはこんな感じ
①買ってきた袋入りの状態で水槽に10~15分位浮かべる
②別の容器に買ってきたお魚を袋の水ごと入れる
③水槽からエアーホースなどを使用して、少しずつ水槽を水を買ってきたお魚がいる容器に移していく
④ある程度(約20分~)水槽の水が、移ったら買ってきたお魚だけを水槽に入れる
といった流れになります。
はい、①については先ほど述べた部分ですね。
この作業は水合わせではなく、水合わせを行う中での1作業でしかありません。
作業名を正確に言うならば「水温合わせ」です。
まずは、水槽のお水と袋のお水の温度を同じ温度にしましょう。ということでこの作業を行っていくわけです。
水温が同じ位になったら、いよいよ「水合わせ」を行っていきます。
②を行う準備として、水槽とは別の容器が必要になります。
バケツなどで全く問題ありません。
バケツやそれに近い容器などは、水槽飼育をしていく中で使うときはかなり多いので、是非一つはお持ちになっててくださいね。
で、袋を開けて別容器に移したら③に移ります。
③を行う準備として用意していただくものは、エアーポンプで使用するエアーホースと呼ばれる口径の小さなホースのことです(お店でも販売しておりますので是非この機会にお買い求めください)。
このホースの片方を水槽の水中へ、もう片方を別容器に入るようにセットしてください。
実際の様子はこんな感じ↓
第三回目「水合わせってなんなの?」編です!
正直、6割位は水合わせを知らないんじゃないかな?という体感です。
または、知ってるけどやってないってのも多いかも。
今回は、超重要な作業の一つ「水合わせ」についてご説明していきます!
「水合わせ」とは、今お魚が入っている水から、違う水へ移す時に行うものです。
つまり、お店で購入して頂いたお魚をご自宅の水槽に入れるときは、必ず行う作業になるんですね。
何故行うのか?という所ですが、
以前のブログにも書きましたが「水は水でも容器が違えば全く違う水」であり、その違うお水に急に移動したらお魚はストレスを受け、最悪死亡する場合もあります。
↓それついてのブログはこちら
https://amigo-pet.co.jp/blog/?pk=1626156291&store_pk=1524541741
「飼った魚やエビが1~3日ですぐ死んだ」
というようなご相談は実際にちょこちょこあります。
確認すると水合わせをしていない場合が多いです。
※もちろんそれ以外の原因もあったりします。
で、水合わせに対しての認識やご回答として多い順に
1.袋を水に浮かべてから魚を入れる
2.そんなの今までやったことない&前の魚は生きてるやつもいる
3.面倒だから、ぱっといれてもいけるよね?
です。
まずは、「袋を水に浮かべてから入れる」を水合わせと思っているパターン。惜しいんです、ただもうひと手間足りないんですね。
これは、「水合わせ」では無く、「水温合わせ」なんですね。めちゃくちゃ多い勘違いです。
そして2つ目は、「今までやったことがない」シリーズ。
結論、それは前の魚が
「耐えただけ」
です。
数匹でも生き残りがいると、いけると勘違いされてしまう方が多い印象です。
お魚にダメージやストレスを与えないように「水合わせ」を行うようにしていきましょう。
3つ目
「耐えろ」シリーズ(笑)
耐えれない個体は死んでしまうので、行うようにしましょう。
実際耐え抜く個体や、全然平気なやつもいるのも確かなんですが、ストレスとダメージを与えるというリスクを負うので、確実に行ったほうが良いです。
たとえ死ななくても、ストレスを受けたことによって病気にかかってしまい、先住のお魚たちにも病気が蔓延なんてことは良くあります。
結果的に薬浴などの手間がかかってくるので、面倒かもしれませんが、後々のことを考えると「水合わせ」を行うべきなんですね。
では、実際に水合わせとは何たるか?をご説明していきます。
順序としてはこんな感じ
①買ってきた袋入りの状態で水槽に10~15分位浮かべる
②別の容器に買ってきたお魚を袋の水ごと入れる
③水槽からエアーホースなどを使用して、少しずつ水槽を水を買ってきたお魚がいる容器に移していく
④ある程度(約20分~)水槽の水が、移ったら買ってきたお魚だけを水槽に入れる
といった流れになります。
はい、①については先ほど述べた部分ですね。
この作業は水合わせではなく、水合わせを行う中での1作業でしかありません。
作業名を正確に言うならば「水温合わせ」です。
まずは、水槽のお水と袋のお水の温度を同じ温度にしましょう。ということでこの作業を行っていくわけです。
水温が同じ位になったら、いよいよ「水合わせ」を行っていきます。
②を行う準備として、水槽とは別の容器が必要になります。
バケツなどで全く問題ありません。
バケツやそれに近い容器などは、水槽飼育をしていく中で使うときはかなり多いので、是非一つはお持ちになっててくださいね。
で、袋を開けて別容器に移したら③に移ります。
③を行う準備として用意していただくものは、エアーポンプで使用するエアーホースと呼ばれる口径の小さなホースのことです(お店でも販売しておりますので是非この機会にお買い求めください)。
このホースの片方を水槽の水中へ、もう片方を別容器に入るようにセットしてください。
実際の様子はこんな感じ↓
ここから、別容器の方にあるホースをチュッっと吸うと、
水が重力でどんどん別容器に流れてきます。サイホンの法則とも言います。
このままだと、水の勢いが強すぎてどんどん水質が変化してしまうので、調節できるコックをつけたり、ホースを結んで流量を調節します。
(お店ではホースを結んでやってますが、コックの方が楽)
どんな流量かというと、だいたい1秒に1滴落ちてくる位ですかね。
ポタッポタッポタッポタッポタッ・・・・
と、水槽のお水を別容器に移していきます。
この作業をだいたい20分程度(水質に敏感な種類ならもっと長く)行った後、④に移ります。
水が重力でどんどん別容器に流れてきます。サイホンの法則とも言います。
このままだと、水の勢いが強すぎてどんどん水質が変化してしまうので、調節できるコックをつけたり、ホースを結んで流量を調節します。
(お店ではホースを結んでやってますが、コックの方が楽)
どんな流量かというと、だいたい1秒に1滴落ちてくる位ですかね。
ポタッポタッポタッポタッポタッ・・・・
と、水槽のお水を別容器に移していきます。
この作業をだいたい20分程度(水質に敏感な種類ならもっと長く)行った後、④に移ります。
店では先を結んでいます
さぁいよいよ水槽にお魚を投入できるわけですが、ここでやりがちなミスポイントを一つ。
袋を浮かべた「水温合わせ」だけを行っている方のほうがこのミスは多い感覚です。それは、
基本的に「袋の水を水槽にいれない」です。
まぁ時と場合にもよるんですが、
先住のお魚がいる水槽に追加で新しいお魚を買ってきた時なんかは、守って頂きたい手順になります。
お店の水槽にはたくさんの種類のお魚が入っているので、汚れているお水であったり※1、病原菌がいたりする※2可能性があります。
※1 日頃から掃除していますが、タイミングによっては水替え前だったり、綺麗なように見えても汚れ物質が多い可能性があります。
※2 病原菌が0の水槽ってのはほぼありません。が、よその病原菌がいるお水を入れるリスクを負う必要もないわけです。
ということを踏まえて、
「魚だけを網で掬って水槽に入れる」
という形になります。
いかがでしたでしょうか?
これが水合わせなんですね。
この手順をちゃんとやるには、ちょっとだけ時間がかかってしまうのですが、
買ってきた魚へのストレス緩和だけでなく、先住のお魚たちにもストレスを与えない方法でありますので、
是非道具をそろえて「水合わせ」を行ってみてくださいね。
今後もこのシリーズを更新していこうと思っていた矢先、
転勤が決まってしまいましたので今回がラストです・・・
またどこかで会いましょう・・・
by.店長
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