皆さんこんにちは

店舗で質問されることの多いお魚飼育にまつわる疑問を紹介していこうと思います！
第一回目は「水替えってどれくらいやればいいの？」編です！
　※個人的な見解も含まれてますので、飼育の一つの参考にしてくださいね。飼育方法は十人十色な部分もありますから・・　

飼育を始めたての方～中級者の方まで、最も多い質問がこちらなんです。
まずは大前提。
「水替えしないでいける水槽は今の所、無い」
　　　　　　　　＆
「週に1回、水槽の1/3の水替えが基本的なセオリー」

この2点、そんなの当たり前だよって方も多いとは思いますが、
実はきちんとやられてる方の方が少ないのではないのでしょうか？

お店で来るはじめの質問は、
①魚がすぐ死ぬ＆病気になる
②汚れがひどい
③コケがすごい
でして、その際に水替え頻度をご確認すると帰ってくる答えとして多いのが、
「う～ん、、2週間に1回・・くらいかなぁ・・・（多分もうちょっとしてない）」
「汚れたら全部水替えしてるよ、全部」
の2点なんです。

まず、1点目は圧倒的水替え量不足。
2点目は水替え方法としてNG。
です。
2点目は次回詳しく書こうと思うのですが、水質が一気に変わる状況を作ることはお魚に大ダメージを与えます。

そしてこの週に1回1/3の水替えはあくまでセオリーであって、最低ラインになります。
水槽に入る水の量、お魚の数、ろ過機のスペックなどによって、これよりも多く行ったほうが良い場合が多々あります。

実際、お店の販売水槽を見て、「こんな感じにいっぱいお魚いれたいな～」と思っていただけることも多いと思います。
実はお店の販売水槽は、超超超過密。
圧倒的容量オーバーな状態なのです！

適正な水量はどのくらいなのかというと、
「お魚（メダカ程度のサイズ）1匹に対して、1ℓ」
なんです。
どうでしょうか？
結構、オーバーしてしまっている方も多いのではないでしょうか？

そんなお店がどれくらい水替えをしているかというと、、
週5回程度で1/10～3/10程度までの水替えを行っているのです。
めちゃくちゃ手間かかってます。
ここでポイントなのが、水替え量はセオリーよりも少な目ということ。
例えば毎日1/3の水替えをしてしまうと、3日で水槽の水が全部入れ替わるようなイメージになります。
これをしてしまうと、一気に水質が変わる状況に近くなってしまうので、頻度を増やしている変わりに量を少なくしています。
セオリー通りでは、水替えが足りないなんてことは結構あるのです。

でもでも、週に1回って難しかったりしますよね。
熱意がふと冷めたときとか、後でいいや～って人間なっちゃいますから(笑)
私個人も、昔からお魚飼育をやってきましたが、
学生時代に海水魚を約1年間、水足し（蒸発で減った分を足す）だけで、元気に育てていたこともあります(笑)
でもコケはすごかったですよ。気にしてなかったですが(笑)。

水替えしなくても育ってるなんて特例もあるんですよ。
でもこれは、マネしなくて大丈夫(笑)。あらゆる状況を判断して、必要不要を判断するプロの技もあります。
まずは、週に1回1/3を続けてみましょう！

今回のまとめは
「水替えセオリーは週に1回1/3。
しかし、セオリー以上の回数を行う必要がある場合も多い。
その場合は水質の急激な変化が無いように心がける。
まずは、週に1回1/3を頑張ってやっていきましょう！」
です！


じゃあお前、家で週に1回、絶対にできるかと言われればゴニョゴニョ誤魔化すしかありません(笑)。
そんな方々におススメなのが、
汚れを吸着除去するような効果のある添加剤をいれること！